GOK (GNOME オンスクリーン・キーボード)
アプリケーションは gok を通じて利用可能であるべきであり、キー入力を、キーボードからではなく、もっぱら gok から行ってみるとよいでしょう。本節のねらいは、任意の型式の文字入力がオンスクリーン・キーボードで行えるように、対象のアプリケーションとデスクトップ一般について扱うことです。
gok は、GNOME デスクトップに搭載されているため、すでに利用可能なはずです。完全なドキュメントが必要な場合は、gok のオフィシャル・サイトを参照してください。
以下の手順に従い、対象のアプリケーションに対してgok の正しい操作ができるか検証してください。
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GNOME デスクトップにログインする。
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gok を起動する。
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対象のアプリケーションを起動する。
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ポインティングデバイス (たとえばマウスやヘッドトラッカー) および gok を使ってアプリケーションに入力を与える。
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gok の自動補完および単語予測機能を使って作業を行う。
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gok が、起動されたアプリケーションの種類に基づいて ボタンと ボタンを有効化、また無効化するのを検証する。たとえば、 ボタンと ボタンは「フォントのプロパティ」キャプレットに対しては無効化されるが、Gedit に対しては有効化される。
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gok のオンスクリーン・キーボードを使って、対象のアプリケーションに対して任意のテキストを入力することが可能か検証する。Gedit を起動し、テキストエリアをクリックし、そして gok の をクリックする。オンスクリーン・キーボードから必要なキーを選択する。Gedit のテキストエリアに入力した文字が表示されるはずである。
ボタンから起動される -
端末、ウェブ・ブラウザーあるいはテキスト・エディターが起動できるかを検証する
ボタンから任意の -
ボタンを使って、GNOME パネルや GNOME デスクトップを含めてデスクトップ上で起動している任意のアプリケーションのウィンドウをアクティブにすることができるかを検証する。
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ヘルプ・ブラウザー を起動し、 ボタンをクリックする。GOK のウィンドウに 、 および ボタン (ヘルプ・ブラウザーのメニューに対応する) が表示される。 ボタンをクリックすると、 ボタンと ボタン (メニュー項目に対応する) が表示される。
ボタンを押すと、対象のアプリケーションで利用可能なすべてのメニューがリストアップされるかを検証する。メニューのどれか1つのボタンをクリックすると、サブメニューおよびサブメニューに含まれるメニュー項目が表示されることを検証する。最後に、メニュー項目のボタンをクリックし、対応するメニュー項目を実行することができるかを検証する。たとえば、 -
ヘルプ・ブラウザーを起動し、 ボタンをクリックする。GOK のウィンドウに ボタン、 ボタンおよび ボタンが表示される。
ボタンが、対象のアプリケーションのツールバーで利用可能なすべてのボタンをリストアップしているかを検証する。たとえば、 -
GOK のウィンドウの ボタンをクリックする。GOK のウィンドウには、キャプレットにおけるボタンの名称 - 、 、 および - は表示されないはずである。
ボタンをクリックすると、対象のアプリケーションのウィンドウに上に見えるすべてのボタン・オブジェクトが表示されるかを検証する。例えば、「フォントのプロパティ」キャプレットを開き、